
今回の「さんま!やまのぼり」は、とことこルートの最終回
日の峰第二公園を出発し いっしんどう広場 大丸山 天園休憩所 天園 大平山
建長寺分岐を抜け 今泉台へ下山
ゴールは北鎌倉駅です
小さい人:8名
引率する大きい人:16名




大丸山までの“倍速”
いっしんどうから大丸山までの道のりは 前回の倍近いペースで進みました
急遽 登頂ルートを変更する判断をしたのも 現場で子どもたちの様子を見てのことです
足取りは軽く 空気も変わっていました
やまのぼり初参加の家族が2世帯
初めての顔ぶれが加わるだけで 歩くリズムや会話の温度も変わります
さんま!って なに?
「さんま!」は秋刀魚じゃありません
“仲間・空間・時間” の三つの“間”です
小さい人たちがのびのびと遊ぶには この三つがそろっていることが欠かせません
仲間がいて 遊べる空間があって 焦らず使える時間がある
それが揃わないと ただ公園に行っても本気で遊ぶことはできません
山登りも同じです
登頂が目的ではありません
道中で「これなに?」が出たら それがもうゴールです
「今なにを見ているの?」に ただ付き合う1日です
大人が答えを出す必要はありません
歩きごたえと“心の動き”
今回のルートは全長約10km
前回の「るんるんルート」よりも歩きごたえがあり
体力的なハードルも一段上がりました
ザイル場や 彼らの背丈の3倍はある大岩
内側が大きくえぐれた不思議な形の岩など
自然がおりなす“力”を感じる場面も多くありました
印象的だったのは 困っている母親の姿を見て 他の参加者が自然と手を差し伸べる場面です
それは「助け合おう」と声をかけ合ったわけではなく
目の前の状況を見て 体が動いたような瞬間でした
参加保護者・ざわちんさんの声
はじめはずっと私のそばを離れず「疲れた」「まだ着かないの?」と弱音ばかり
正直 この先どうなることかと不安でした
でも 少しずつ友だちや周りの大きな人たちと打ち解けていくうちに
私のもとを離れ 疲れた様子も見せず どんどん前へ進んでいく姿に驚かされました
その瞬間「親が手を放し 他所の大人が支える」という関わり方を
言葉ではなく“体験”として実感しました
ざわちんさんのこの言葉を読んで 私たちも当日の光景がはっきりとよみがえってきました
最初は不安げに手を握っていた小さな手が 気づけば誰かと並んで歩き 笑いながら前へ進んでいた
その変化は まさに“さんま!”が大切にしている「仲間・空間・時間」が作用した証でした
親が一歩引くからこそ 彼らは自分の足で歩き出し
他所の大人との関わりの中で新しい力を見せてくれる
その“気づき”をざわちんさんと共有できたことが 私たちにとっても本当に嬉しい収穫でした
次回は箱根へ
次回11月はいよいよ「箱根・金時山ピストンコース」
現在 5世帯がエントリーしています。
ただ山に登るだけのイベントではありません。
「さんま!」は “遊び”をちゃんとやるための合図です
仲間と 空間と 時間を持ってまた一緒に歩きましょう。






